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4、女房からのプレッシャー

4、女房からのプレッシャー

毎年8月に同志社大学で、関西キリスト教音講習会が開かれる。
(2015年から日本キリスト教団 神戸聖愛教会の会場になりました。)
関西キリスト教音講習会
うちの家内は、毎年この講習会を楽しみにしており、今までずっとリードオルガンの講習を受けてきた。講師陣は、中村証二氏、田中依子氏等そうそうたる講師陣である。

今年も8月24日から26日にかけてこの講習会は開かれた。ところがどういう訳か今年は彼女は大代恵氏のパイプオルガンの講習を受けてきたのである。

実は、訳け合って、私ども夫婦は、今年度4月から堅田教会から大津教会へ転会したのである。以前所属していた堅田教会では、リードオルガンを使っていたのであるが、今の大津教会は2段鍵盤と足鍵盤を持つアールボーンという電子オルガンが使われているのである。

どうもこの電子オルガンの持つ音源に私はなじめないでいるのである。いろんなメーカーの電子オルガンを聴いてきたが、どうもパイプオルガンの代用品というイメージで、特に音の最後がプツンととぎれるのを防ぐために残響を効かせているタイプが多く気に入らないのである。

大津教会は月1回最初の日曜日の夜、夕礼拝が持たれているが、日曜日の昼間は忙しくしている私は、この夕礼拝にはできる限り出席するように心がけている。今まで夕礼拝では、オルガンを使わずにヒムプレーヤー(賛美歌のカラオケのような物)を使うことが多かったのであるが、4月からはうちの家内がアールボーンで奏楽を受け持つようになった。もちろん今までリードオルガンで練習をしてきたために一段鍵盤のみを使って演奏するわけである。

そういうわけで彼女はこの電子オルガンを使いこなすために、パイプオルガンの講習を受けたのである。毎年この講習会には色んな電子オルガンのメーカーがセールスにやってくる。、彼女が講習会を終えて帰ってきたときには紙袋にいっぱいのカタログを持っていた。

どのカタログを見ても2段鍵盤と足鍵盤を持つ電子オルガンは非常に高価である。彼女は黙っているけれども、どうも中古楽器でも良いからちゃんと30鍵の足鍵盤を持つ電子オルガンが練習用に欲しいらしい。

先日思い切って彼女に聴いてみると、教会のHさんも家では足鍵盤の付いたオルガンで練習しておられるので自分も欲しいとのことであった。
中古といえども30鍵に足鍵盤が付いた電子オルガンなんてとても手がでない。そこで彼女の練習用になんとしてでも今計画しているバーチャルオルガンを完成させなければならないというプレッシャーが生じてきたわけである。

そうでなければ彼女は自分のヘソクリでもはたいて買うつもりらしい。日頃満足に生活費を渡せていない自分としては、彼女のこの行動を止めるとができないのである。
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