コストパフォーマンスが最高です。 電子オルガンの時代はおわった。

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バーチャルオルガン導入のお勧め

バーチャルオルガン導入のお勧め

はじめに

バーチャルパイプオルガンとは、端的にいえば、本物そっくりのパイプオルガンを仮想で構築するシステムのことです。
したがって楽器店には売っておりません。

実際のパイプオルガンの音色をサンプリングとして使っている高額な電子オルガンでも、楽器自体が持つ同時発音数が不足し、また音源自体をオルガン内に組み込んでいるため、余韻が途切れてしまいエコー等を使って調整しているものが多いといわれています。

バーチャルパイプオルガンは、PCベース+任意のハードウエアーコントローラーのセットで組み立てるため、音源はすべてPC内にあります。オルガンはPCにmidi信号を送る役目をするだけです。

すでに欧米では、このシステム(ソフト)を使って、経済的な理由で、維持できなって取り壊されてゆく巨大なオルガンの音を後世に残してゆこうという運動まで起こっております。
このソフトの名前はHAUPTWERKといってイギリス人のMartin Dydeという人が開発しました。
それではこのソフトはどこで手に入るのでしょうか?
それはアメリカのMilan Digital Audio というところで販売されております。(当サイトのリンクのページで確認できます。)
すでに100を超えるオルガンの音色が、登録されています。
中には、Sibermannのような名器も含まれています。

日本の現状
youtubeで検索すると多くの欧米人が、DIYで組み立てたり、手持ちの電子オルガンのmidi端子に繋いで楽しんでいる姿が見られ、その音質の良さに驚かされます。

さてここで日本の現状を見てみると、このシステムに気づいて取り入れている人は極めて少ないようです。
これはひとつはオルガンに興味を持つ人が、教会関係者に限られることと、言葉の壁があげられます。
ボーダレスの時代と言いながら、日本のインターネットの利用者が海外に目を向けず、全く鎖国状態にあることが大きな原因ではないかと思われます。
そしてこのソフトには日本語のマニュアルがついていません。300ページを超える英文の user's guide があるだけです。

教会関係の方々へ
このシステムは、礼拝音楽、讃美歌伴奏にこそ使っていただきたいと思います。

仮にA教会がパイプオルガンを入れたと仮定しましょう。
その導入のためには、教会が高額の献金を募り、その維持費のために毎年どれだけの経費が掛かるでしょうか?
そして導入されたパイプオルガンの楽器としてのレベルは満足のゆくものでしょうか?
電子オルガンでも数百万の価格がしますし、リードオルガンでも馬鹿にならない価格のものがあります。

 非常に経済的
一方、このシステムの導入は、リードオルガンよりも安くて済みます。(方法にもよりますが)
もし貴方の教会の電子オルガンが調子が悪くそろそろ買い替え時期に来ていると仮定しましょう。
20年以内のオルガンなら、たいていmidiの端子がついているはずです。

画像の説明

midiの端子とは右の画像のようなものです。
これがついているオルガンであればこれをこのまま生かしてこのシステムを構築します。ぜひご相談ください。
また、このシステムを導入しましても、従来の電子オルガンもそのまま生かして使うことができますので、機械に弱い年配の奏楽者の方も安心です。
今のところこのシステムを導入している教会はほとんどありません。
あとはソフトは5万程度、そのほかパソコン、シーケンサー、パワーアンプ、スピーカー、ディスプレイ(タッチパネルがベター)、ラック類で合計50万円程度で完成です。
基本ソフトにはすでにクオリティの高いイギリスのバーミンガムの教会のオルガン(1880年ごろ)が入っています。
基本ソフトに搭載されているバーミンガムのSt. Anne's moseley のオルガンの音色をこのシステムでお楽しみください。

ほかにフリーソフトで何台かダウンロードできますので、曲によって使い分けができます。
またご使用のパワーアンプにヘッドフォン端子がついていれば礼拝前の奏楽者の練習もヘンドフォン使用により会衆の邪魔になりません。


チャペル式結婚式場の経営者の方ヘ
ワンランク上の結婚式場オルガンが、安価な予算で構築できます。

パイプファサード

豪華なステンドグラスを取り付けている結婚式場はあるけれども、本物のパイプオルガンを取り付けている結婚式場はまずありません。
バーチャルパイプオルガンとダミーのパイプファサードを壁面に設置し、その後方にスピーカを取り付けることにより、本物そっくりのオルガンサウンドが実現します。
(画像をクリックすると拡大します。)


自宅でパイプオルガンを練習される方に
自宅で電子オルガンで練習されている方も、このシステムを搭載することで簡単にパイプオルガンサウンドをお楽しみいただけます。
またヘッドフォンアンプを使用することで夜でもご近所の迷惑になりません。

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